マクロン仏大統領は事件は「テロ」 との 見方 ＡＦＰ通信によると、 フランス南部カルカッソンヌと周辺地域で２３日、 男が３カ所で発砲し、 ３人を殺害し２人を負傷させた。 男は過激派組織「イスラム国」 （ＩＳ）の 戦士を名乗ってスーパーマーケットに人質をとり立てこもり、 ＩＳが犯行声明を出し１３０人が死亡した２０１５
ＡＦＰ通信によると、フランス南部カルカッソンヌと周辺地域で２３日、男が３カ所で発砲し、３人を殺害し２人を負傷させた。男は過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の戦士を名乗ってスーパーマーケットに人質をとり立てこもり、ＩＳが犯行声明を出し１３０人が死亡した２０１５年パリ同時多発テロ実行犯のサラ・アブデスラム被告の釈放を要求した。数時間後に警官隊が突入。男を殺害したと内務省が明らかにした。
マクロン仏大統領は事件は「テロ」との見方を示した。フィリップ首相は対応のためコロン内相を現地に派遣した。
仏主要メディアによると、男はモロッコ系で、過激主義者の可能性があるとして警戒対象だったという。
男はまずカルカッソンヌで車に発砲し、乗車していた１人を殺害、１人を負傷させ車を奪った。さらに近くにいた警官に発砲して１人を負傷させた。次いでカルカッソンヌの東約１０キロのトレブに車で移動、スーパーに押し入って発砲し２人を殺害し人質をとった。
ロイター通信によると、人質の身代わりとして軍人がスーパー内に入った。この後、警官隊が突入し男を殺害した。【松井聡、パリ賀有勇】
