Start Japan Japan — in Japanese 広島、J1の首位に浮上 球際厳しく川崎破る

広島、J1の首位に浮上 球際厳しく川崎破る

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広島の 85分の 決勝点はCKから。 頭で合わせたパトリックがGKが一度はセーブしたボールを再び左足でねじ込んだ。 今季初得点が首位奪回につながり、 「魂をかけた試合だった。 勝てたの は素晴らしい」 と喜んだ。
広島の85分の決勝点はCKから。頭で合わせたパトリックがGKが一度はセーブしたボールを再び左足でねじ込んだ。今季初得点が首位奪回につながり、「魂をかけた試合だった。勝てたのは素晴らしい」と喜んだ。 決勝ゴールを決め、駆けだすパトリック(左端)ら広島イレブン=共同 昨季の王者を相手に「90分、引いて守っては難しいと思っていた」と広島・城福監督。今季リーグ初先発の工藤が前線から執拗にボールを追い、相手の攻撃の初動段階からせっせと水を差す。 チーム全体にあふれたのは深追いの精神のようなもの。ほどの良いところで切り上げるより、追うとなったらとことん追う。体をぶつける。標的にされたMFのエドゥアルドネットはミスを連発だ。いつもの相棒、日本代表の大島をケガで欠いて、預け先がなかったことも響いた格好。 これで広島は5試合で失点は1。得点は5だから守備の良さで首位にいるのは間違いない。城福監督も「思い描いたプランどおりによく守り、よく走ってくれた」と選手をたたえる。が、防戦一方だったわけでもない。相手に疲れが見えた中盤以降はサイドをえぐって優位に立つ時間帯もつくり出している。 5節までに優勝を狙う浦和、鹿島、川崎との対戦があり、開幕前からチームづくりの主眼を守備に置いていた。主将の青山は「そういうところと戦うには、走って球際のところで戦うしかない現実がある」。積み上げた勝ち点とともに自信も膨らんでいるのだろう。城福監督は「守備のレベルを落とさず、攻撃の質も上げていく」と約束していた。(武智幸徳)

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