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“米中貿易戦争”懸念がマーケット直撃

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“米中貿易戦争”懸念がマーケット直撃:トランプ大統領による強硬な貿易政策への 懸念が、 東京株式市場を直撃している。 …
トランプ大統領による強硬な貿易政策への懸念が、東京株式市場を直撃している。日経平均株価は、一時800円以上値下がりした。 米中間の貿易戦争への懸念が強まり、日経平均株価は大荒れの展開。 平均株価は、取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、下げ幅は、一時800円を超え、2万1,000円台を下回った。 アメリカのトランプ大統領が、中国からの輸入品に高い関税を課す制裁を発表したことに加え、日本時間の23日午後1時すぎには、鉄鋼・アルミの輸入制限を発動し、日本も適用の対象となっていることから、市場では、経済の先行きに弱気なムードが支配的。 また、外国為替市場の円相場も、およそ1年4カ月ぶりに1ドル = 104円台をつけるなど、円高ドル安が進行し、これも、株安に拍車をかける形となった。 23日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、22日に比べ、764円07銭安い、2万827円92銭、TOPIX(東証株価指数)は、1,678.66だった。 米中間の貿易摩擦が激化し、世界経済の減速を懸念する動きが強まっていて、先行きは不透明な状況となっている。

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