首相 4月初旬訪米“北”対応を協議:米朝首脳会談が行われることになる中、 安倍首相は9日、 アメリカの トランプ大統領と電話会談し、 北朝鮮への 対応を協議するため、 4月初旬にアメリカを訪問することを明らかにした。 …
米朝首脳会談が行われることになる中、安倍首相は9日、アメリカのトランプ大統領と電話会談し、北朝鮮への対応を協議するため、4月初旬にアメリカを訪問することを明らかにした。 安倍首相は、「北朝鮮が、非核化を前提に話し合いを始めると申し出たこと、この北朝鮮の変化を評価します」、「日米はこれまでも、そしてこれからも、100%共にある」、「(2018年度)予算成立後、4月中にも訪米し、日米首脳会談を行いたいと思います」などと述べた。 安倍首相は、日米首脳電話会談を行ったあと、北朝鮮が非核化を前提に話し合いを始める申し出をしたことなどについて、「国際社会とともに、高度な圧力をかけ続けた成果だ」、「評価する」と述べた。 こうした中、政府・与党内には、「日米韓3カ国の中で、日本だけが取り残される事態は避けなければいけない」という声が出始めている。 自民党・平沢勝栄衆院議員は、「(米朝が)会談すること自体は、非常にいいことだと思うが、ただ会談の結果として、何が出てくるのか」と述べた。 安倍首相としては、米朝首脳会談が開催される前の4月初旬に、トランプ大統領と直接会談することで、北朝鮮が、非核化への具体的な行動に移らないかぎり、日米で圧力をかけ続ける方針に変わりがないことを、あらためて確認したい考え。