29日東京株式市場終値 2万1,159円08銭:29日の 東京株式市場は、 28日より、 127円77銭高い、 2万1,159円08銭で取引を終えた。 …
29日の東京株式市場は、28日より、127円77銭高い、2万1,159円08銭で取引を終えた。 29日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 29日の東京株式市場、高寄りのあとは、次第に値を消す展開だった。 北朝鮮の電撃訪中により、緊張緩和が期待されたほか、為替市場でも円安となったため、東京株式市場は、朝から買い物を集めてスタートとなった。 しかし、軟調だったアメリカハイテク株にならい、国内の半導体関連株が売られて、全体、値を消す展開になった。 平均株価は、前日比で一時マイナスとなる場面もあった。 もっとも、28日同様に引け際、まとまった買い物が入り、ある程度は値を戻して大引けを迎える。 こうした地合いで、東証1部の値上がり銘柄数は、6割程度と、TOPIX(東証株価指数)の値上がり率は平均株価に比べて限定的となり、売買代金も少なく、平均株価の激しい値動きに市場全体がついていけない様子が見て取れた。 なお、30日も為替市場や米株市場次第であるが、週末、月末、四半期末、そして年度末ということで、方向は出にくい展開が考えられる。