【ワシントン時事】 訪米中の 小野寺五典防衛相は20日午後(日本時間21日未明)、 国防総省でマティス米国防長官と会談した。 北朝鮮の 核・ ミサイル開発について、 全ての 大量破壊兵器と中・ 短距離を含むあらゆる弾道ミサイルの 廃棄に向け、 圧力と制裁を維持していく方針で一致した。 小野寺氏が会談後、 記者団に明らかにした。 〔写真特集〕北朝鮮の 軍事力~知られざる実力~ 日本政府は、 大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、 日本が射程に入る中・ 短距離ミサイルの 廃棄が不可欠との 立場。 小野寺氏は、 中・ 短距離ミサイルについて
【ワシントン時事】訪米中の小野寺五典防衛相は20日午後(日本時間21日未明)、国防総省でマティス米国防長官と会談した。北朝鮮の核・ミサイル開発について、全ての大量破壊兵器と中・短距離を含むあらゆる弾道ミサイルの廃棄に向け、圧力と制裁を維持していく方針で一致した。小野寺氏が会談後、記者団に明らかにした。
〔写真特集〕北朝鮮の軍事力~知られざる実力~
日本政府は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、日本が射程に入る中・短距離ミサイルの廃棄が不可欠との立場。小野寺氏は、中・短距離ミサイルについて「(6月初旬までに予定される)米朝首脳会談の中で廃棄を求めていくことは確認できた」と強調した。 日本人拉致問題に関し、小野寺氏は、マティス氏から「重要な問題と考えている」との言及があったと説明し、記者団に「米朝会談で取り上げられる課題だと認識している」と語った。両氏は、北朝鮮が在韓米軍の撤退を主張していることに関連し、今後も抑止力の維持は重要との認識を確認した。 この後、小野寺氏はボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)とも会談。北朝鮮問題に加え、東シナ海で海洋進出を強める中国の動向について意見交換した。(2018/04/21-10:57)