１回戦敗退の 錦織圭（ロイター） 【スペイン・ マドリード７日（日本時間８日）発】 テニスの マドリード・ オープン男子シングルス…
【スペイン・マドリード７日（日本時間８日）発】テニスのマドリード・オープン男子シングルス１回戦で、世界ランキング２０位の錦織圭（２８＝日清食品）は元世界１位で現在１２位のノバク・ジョコビッチ（３０＝セルビア）に５―７、４―６で敗れた。 ジョコビッチにこれまで２勝１１敗と分が悪い錦織は、第１セット第５ゲームにラブゲームで先にブレーク成功。このまま勢いに乗るかと見られたが、続く第６ゲームでブレークバックされてなかなかペースを握れない。 錦織、ジョコビッチともにミスが多く、第１セットからいきなり１時間を超える消耗戦に。最後はフォアのウイナー２本で調子を取り戻したジョコビッチに第１２ゲームでブレークを許し、このセットを奪われた。 第２セットは錦織もフォアのウイナーを決めるなど見せ場をつくったが、ジョコビッチを崩せず、ブレークを奪えない。４―５で迎えた第１０ゲーム、ジョコビッチに振り回された錦織はミスを続けてブレークされ、無念の初戦敗退となった。 右手首の故障から今年１月に復帰し、４月のモンテカルロ・マスターズでは準優勝と復活を印象づけたが、続くバルセロナ・オープンでは途中棄権。同じクレー（赤土）コートの４大大会、全仏オープン（２７日開幕、パリ）へ向けて上昇気流に乗ることはできなかった。
