マリナーズ－エンゼルス（４日、 シアトル）米大リーグ、 エンゼルスの 大谷翔平投手（２３）がオリオールズ戦に「５番・ ＤＨ」 で先発出場。 １日の オリオールズ戦以降、 メジ…
マリナーズ－エンゼルス（４日、シアトル）米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手（２３）がオリオールズ戦に「５番・ＤＨ」で先発出場。１日のオリオールズ戦以降、メジャー初の４試合連続の先発出場となった。試合前練習では、メジャー登録を外れ「会長付特別補佐」に就任したマリナーズのイチロー外野手（４４）にあいさつし、談笑する場面もみられた。
この日、ＮＨＫ ＢＳ１で解説を務め、イチローの“打撃の師”と呼ばれる新井宏昌氏（６６）は、まな弟子の明るさについて、「私がコーチとしてイチローと初めて接した１年目のときは、こんな感じだった。ブレークして世間に言動を注目されて彼は少し変わったが、それ以来の表情をいま感じる。それをさせてもらっているマリナーズはすばらしい球団」と評価した。「本人も来年、プレーヤーとしていられるかもしれないと思ってトレーニングしている。引退ではない」と強調。「彼本来の姿はこういうところ。一般の方にはあまり見せない」とうれしそうだった。
新井氏は１９９４年、オリックスの打撃コーチに就任。イチローを指導し、当時のプロ野球記録となる２１０安打に導いた。イチローが渡米後は時間の許す限り、テレビで状態を確認。毎年、オフには神戸で自主トレを行うイチローの顔を見に行き、打撃投手を務めることもあった。
