新潟市西区の ＪＲ越後線の 線路で、 近くの 市立小針小２年大桃珠生（たまき）さん（７）が遺体で見つかった殺人、 死体遺棄事件。 事件発生後、 初の 日曜日となった１３日、 県内外から多くの 人が献花に訪れ、 珠生さんの 死を悼む声がやまな【社会】
新潟市西区のＪＲ越後線の線路で、近くの市立小針小２年大桃 珠生 （ たまき ） さん（７）が遺体で見つかった殺人、死体遺棄事件。
事件発生後、初の日曜日となった１３日、県内外から多くの人が献花に訪れ、珠生さんの死を悼む声がやまない。
近くに住む会社員の男性（５２）は、「自分にも娘がいるので人ごとだと思えなかった。珠生さんは怖かっただろうと思う。ご両親の気持ちを考えるといたたまれない」と涙ぐみながら花を手向けた。
県外から来たという会社員の男性（４５）は「信じられないほど痛ましい事件。早く解決してほしい」と静かに手を合わせた。
珠生さんの通っていた小針小では、１９日の運動会を予定通り開催することを決めた。１２日夜の臨時保護者会では、スクールカウンセラーが、親として事件をどう受け止めるべきかや、子供にどう接すれば良いかを助言したという。
保護者から運動会の実施について質問もあったが、取材に応じた長谷川豊校長は「通常の教育活動を展開することが、子供の安全につながる。みんなで何かをやり遂げることが、今の子供たちには必要だ」と説明した。珠生さんの家族からも了解を得ているという。
