大阪府北部で震度6弱を記録した地震の 被災地は23日、 初めての 週末を迎え、 全国から集まった多くの 会社員や学生らがボランティア活動に汗を流した。 大きな被害を受けた同府茨木市や高槻市には多くの 学生や会社員が訪れ、 がれきの 清掃や住宅内の 後片付けに汗を流した。 廃棄する…
大阪府北部で震度6弱を記録した地震の被災地は23日、初めての週末を迎え、全国から集まった多くの会社員や学生らがボランティア活動に汗を流した。大きな被害を受けた同府茨木市や高槻市には多くの学生や会社員が訪れ、がれきの清掃や住宅内の後片付けに汗を流した。 廃棄するため家財を運び出すボランティア(23日、大阪府茨木市) 茨木市社会福祉協議会が設置した災害ボランティアセンターには23日、300人以上の学生や会社員などが訪れ、被災した住宅などに向かった。 「困っている人を助けたい」とボランティアに参加した茨木市の大学生、小山翔平さん(25)は同市内にある一人暮らしの友永弘子さん(80)宅を訪問。倒れた本棚を廃棄するため、外に運び出したり、散乱したガラスの破片を集めて処分したりする作業に追われた。 「足が悪くて一人じゃ何もできないから助かった」と友永さん。小山さんは「役に立ててよかった」と笑顔を見せた。