５日午後９時ごろ、 群馬県渋川市伊香保町の 老舗温泉旅館「千明仁泉亭（ちぎらじんせんてい）」 に隣接する経営者の 自宅の ２階から出火したと、 旅館関係者から１１９番通報があった。 約１時間５０分後に鎮火した。 自宅にいた７０代の 女性がの どなどをやけどして病院に搬送された。 命に別条はないという。
５日午後９時ごろ、群馬県渋川市伊香保町の老舗温泉旅館「千明仁泉亭（ちぎらじんせんてい）」に隣接する経営者の自宅の２階から出火したと、旅館関係者から１１９番通報があった。約１時間５０分後に鎮火した。自宅にいた７０代の女性がのどなどをやけどして病院に搬送された。命に別条はないという。
旅館には当時宿泊客が約２０人いたが、全員避難して無事だった。現場は伊香保温泉街の中心部の石段街に面している。同旅館のホームページによると、１５０２年創業で、明治の文豪、徳冨蘆花が定宿としていた。小説「不如帰（ほととぎす）」では書き出しにこの旅館の記述があるという。【鈴木敦子、吉田勝】
