10日投開票の 新潟県知事選で初当選した前海上保安庁次長の 花角英世氏(60)は11日朝、 新潟市内で報道陣の 取材に応じた。 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の 再稼働については「(県の 検証委員会に)検証作業を続けてもらい、 一定の 検証結果を示していただき、 それを踏まえてしっかり判断する」 と述べた。 当選から…
10日投開票の新潟県知事選で初当選した前海上保安庁次長の花角英世氏(60)は11日朝、新潟市内で報道陣の取材に応じた。東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働については「(県の検証委員会に)検証作業を続けてもらい、一定の検証結果を示していただき、それを踏まえてしっかり判断する」と述べた。 当選から一夜明けて街頭で県民らに挨拶する花角英世氏(11日午前、新潟市) 検証作業のスケジュールについては「どのぐらいかかるのかまだ、私自身もつかんでいない。これからしっかり(検証作業の)議論の状況をうかがう」と述べるにとどめた。 花角氏は選挙期間中から再稼働に関して慎重に判断する姿勢を示してきた、検証後の再稼働同意の判断に関して「県民の皆さんの意思を確認する」と強調。再稼働の判断を争点に出直し知事選を実施し、県民の信を問う可能性を改めて示唆した。 今後の県政運営については「まずは暮らしやすい、安心して暮らせる新潟県づくりと経済がしっかり動いている活力のある新潟県、この2つをめざしていきたい」との考えを示した。