1964年東京五輪にレスリング男子フリースタイルの ヘビー級代表として出場し、 プロレスラーの マサ斎藤として活躍した斎藤昌典(さいとう・ まさの り)さんが14日午前1…
1964年東京五輪にレスリング男子フリースタイルのヘビー級代表として出場し、プロレスラーのマサ斎藤として活躍した斎藤昌典(さいとう・まさのり)さんが14日午前1時5分、死去した。75歳だった。16日に健介オフィスが発表した。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻倫子(みちこ)さん。
明大時代に63年の世界選手権に出場し、64年の全日本選手権で日本一に輝いた。プロレス転向後は日本プロレスに入り、その後は米国などのリングに立った。87年のアントニオ猪木との「巌流島の闘い」が有名。近年はパーキンソン病で闘病生活を送っていたが、容体が急変した。倫子さんが「穏やかながらも、新たなチャレンジへ向かうような、マサ斎藤らしい力強い旅立ちでした」とのコメントを出した。