サッカーワールドカップロシア大会は、 残すところ3位決定戦と決勝の 2試合だけです。 優勝の 行方とともに大会の MVP=最優秀選…
サッカーワールドカップロシア大会は、残すところ3位決定戦と決勝の2試合だけです。優勝の行方とともに大会のMVP=最優秀選手についても注目が集まっています。 ワールドカップのMVP=最優秀選手の発表は、1982年のスペイン大会から始まり、前回のブラジル大会は、準優勝したアルゼンチンのメッシ選手が選ばれるなどこれまでの9大会は、すべてベスト4に進出したチームから選ばれています。 今大会、初めて決勝に進出したクロアチアの中では、キャプテンのモドリッチ選手が出場した6試合のうち3試合で最優秀選手=マン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど活躍が光っています。 2回目の優勝を目指すフランスでは、19歳のエムバペ選手が持ち味のスピードを生かして3得点を挙げているほか、同じくグリーズマン選手も3得点を挙げて、それぞれ2回ずつマン・オブ・ザ・マッチに選ばれています。 3位決定戦にまわったイングランドは、キャプテンでエースのケイン選手がここまで6得点を挙げ、現在得点ランキングトップとなっています。2010年南アフリカ大会のMVPだったウルグアイのフォルラン選手以来となる、得点王とMVPの両方を受賞する可能性があります。 同じく3位決定戦にまわったベルギーでは、ルカク選手が得点ランキング2位の4得点を挙げいるほか、司令塔のエデン・アザール選手やデブルイネ選手なども印象的な活躍を続けています。 MVPの選考は今大会の試合を分析しているFIFA=国際サッカー連盟の技術研究チームが行い、決勝が終わるまでに受賞者を決めることになっています。 MVPにフランスの選手が選ばれれば、2006年ドイツ大会のジダン選手以来2人目で、ほかの3チームから選ばれれば初めてとなります。