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タイ 洞窟で発見の16歳少年 “生き延びた事例知っていた”

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TEILEN

タイ北部の 洞窟で発見された少年の 母親の 1人が、 NHKの インタビューに応じ、 この 少年が過去に遭難した外国人が、 食料がなくて…
タイ北部の洞窟で発見された少年の母親の1人が、NHKのインタビューに応じ、この少年が過去に遭難した外国人が、食料がなくても水だけで1週間生き延びた事例があったと話していたことを明らかにしました。この少年は、洞窟で遭難したとしても適切に対応すれば生き抜くことができると知っていたとみられます。 タイ北部チェンライ県で、行方不明になったあと10日目になって発見された、地元サッカーチームの少年12人とコーチの合わせて13人は、洞窟の入り口から5キロ余り入った場所で、全員無事でいることが確認されています。 少年たちは、洞窟内の大量の水に阻まれて、動けないままになっており、タイの当局は、少年1人につきダイバー2人の補助をつけて救出することを検討していますが、その時期について具体的な見通しはたっていません。 こうした中、遭難した少年のうち16歳の少年の母親が、NHKのインタビューに応じ、この少年が先月、「近くの山で遭難した外国人が、1週間生き延びたという話をしていた」と明らかにしました。 少年は「水があれば、1週間生き延びられる」とも話していたということで、この少年は洞窟で遭難したとしても適切に対応すれば生き抜くことができると知っていたとみられます。 仮に少年が、この情報を洞窟内でほかの少年らと共有していたとすれば、全員が希望を失わず生存できた理由の1つになったとみられます。 また、地元メディアは、少年らとともに遭難した25歳のコーチが少年らに対し、洞窟の上から滴り落ちる水だけを飲むことや体力を温存するため無駄な動きをしないことなどを指示していたと伝えていて、こうしたコーチの適切な行動も全員の生存に結びついたとみられます。

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