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日本戦観戦、ため息から拍手 名古屋PV

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名古屋市西区名駅3の 居酒屋「クロック」 では3日未明、 日本戦の パブリックビューイングが行われ、 約160人の サポーターが眠気を吹き飛ばす熱い戦いに熱狂した。 会場が歓喜の 渦に包まれたの は後半3分。 MF柴崎岳からの スルーパスを受けたMF原口元気が右足を振り抜いて先制弾をたたき込むと、 ウオーという歓声
名古屋市西区名駅3の居酒屋「クロック」では3日未明、日本戦のパブリックビューイングが行われ、約160人のサポーターが眠気を吹き飛ばす熱い戦いに熱狂した。
会場が歓喜の渦に包まれたのは後半3分。 MF柴崎岳からのスルーパスを受けたMF原口元気が右足を振り抜いて先制弾をたたき込むと、ウオーという歓声とともに人さし指を突き上げたサポーターが喜びを爆発させた。余韻覚めやらぬ同7分、今度はMF乾貴士のミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、2点差になると盛り上がりは最高潮に。会社の同僚3人と来店した愛知県飛島村の会社員、加藤峻史さん(22)は「このままどんどん攻め続けてほしい」と応援に力を込めた。
しかし、世界の壁は厚かった。ベルギーに同24分と29分に立て続けにゴールを奪われ、アディショナルタイムにも痛恨の失点。あと一歩のところで初の8強入りの夢はついえた。試合終了の笛が鳴ると、会場はため息に包まれたが、すぐに大きな拍手に変わり「よくやった」「大健闘だ」とねぎらった。
名古屋市北区の会社員、平野旭宏さん(33)は「日本の選手たちは本当によく走り、よく守ってくれた。気力ではベルギーに勝っていた。お疲れさまと言いたい。このまま寝ずに会社に行きます」と健闘をたたえた。愛知県刈谷市の愛知教育大4年、寺崎遥さん(22)は「ここまで来たら勝ってほしかった。残念だったけど、この経験をこれからに生かしてほしい」と涙ぐんでいた。【式守克史】

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