高円宮家の 三女の 絢子さまと、 東京の 大手海運会社に勤務する守谷慧さんの 婚約が2日内定し、 絢子さまは喜びの 気持ちを述べられま…
高円宮家の三女の絢子さまと、東京の大手海運会社に勤務する守谷慧さんの婚約が2日内定し、絢子さまは喜びの気持ちを述べられました。宮内庁はことし10月の結婚式に向けた準備を本格的に進めることにしています。 絢子さまは守谷慧さんとの婚約が内定したことを受けて、2日午後、宮内庁で守谷さんとともに記者会見に臨まれました。 絢子さまは、3年前に亡くなった守谷さんの母親の季美枝さんと親しくされていた母親の久子さまの紹介で、去年12月、守谷さんに初めて会われました。 絢子さまは会見の中で、ことしに入りレストランで食事をしたあとにプロポーズをされたことを明かし、「おつきあいをしていく中で、この方ならと思い、4月に入りよろしくお願いしますとおこたえしました」と話されました。 そのうえで「私に守谷さんを紹介した母の思惑がどうであったのかはわかりませんが、二人でさまざまな場所へ行き、時間や思い出を共有していく中で自然とお互いにひかれ合い、きょうという日を迎えられましたことは、両母親のつないだすてきなご縁だったのかなと思っています」と述べられました。 さらに絢子さまは「笑いの絶えない明るい家庭を築いていきたいと思っています。私(わたくし)は父を、守谷さんはお母様をと、それぞれかけがえのない家族を突然失った経験を持ちますので、きょうあることがあすも必ずあるわけではないという共通の認識を持っています。日常に慣れすぎず、日々の何気ない出来事にも喜びや楽しさを二人できちんと感じていきたいと思っています」と話されました。 また守谷さんは「理想の家庭像は、笑いの絶えない明るい家庭というものですが、何よりお互い尊敬しあえる形でいたいと考えています」と述べました。 結婚式はことしの10月29日に明治神宮で行われる予定で、今後は8月12日に一般の結納にあたる「納采の儀」が行われるなど、皇室の慣例にならってさまざまな儀式が続きます。 宮内庁は、お二人の意向にも配慮しながら、結婚式や新たな生活に向けた準備を本格的に進めることにしています。