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西日本豪雨、155人死亡59人不明…救助続く

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西日本豪雨の 被災地では10日、 全国から集まった救援部隊による捜索・ 救助活動が続いた。 読売新聞の まとめによると、 同日午後6時現在、 12府県で155人が死亡、 7府県で59人が行方不明となっている。 河川の 氾濫で大規模な浸水被【社会】
西日本豪雨の被災地では10日、全国から集まった救援部隊による捜索・救助活動が続いた。読売新聞のまとめによると、同日午後6時現在、12府県で155人が死亡、7府県で59人が行方不明となっている。河川の氾濫で大規模な浸水被害が起きた岡山県倉敷市 真備 ( まび ) 町での死者は計46人となり、被害の深刻さが浮き彫りになっている。
被災地では警察、消防、自衛隊、海上保安庁の計約7万5000人が捜索にあたった。真備町では 高梁 ( たかはし ) 川の支流・小田川の堤防が決壊し、町全体の27%が浸水。捜索が難航していたが、水が引いて家屋内の調査が進んだ。
岡山県警などによると、真備町での死者46人のほとんどが溺死。住宅内での発見が多かった。年齢がわかっている人の内訳は80歳以上が13人、79~60歳が18人、40歳代2人、27歳の女性と5歳の女児となっている。多くは高梁川と小田川に挟まれた地域に居住し、逃げ遅れたとみられる。
土砂災害が相次いだ広島県では、県警が検視した死者34人のうち18人の死因は窒息死だった。ほかは外傷性ショック死や圧死、脳挫傷などで、溺死は5人だった。大半は土砂に埋もれたり、家屋の下敷きになったりして亡くなっていた。
一方、15府県では計約1万人が避難所に身を寄せており、支援の動きも本格化している。広島、愛媛の両県では、医師や看護師らによる「災害派遣医療チーム(DMAT)」が避難所を巡回。自衛隊は輸送艦を使ってガソリンと軽油の海上輸送を開始した。ヘリコプターでもパン約2万4000食分を運んだ。
気象庁によると、西日本は10日、各地で30度を超え、最高気温は倉敷市で32・8度、広島県東広島市で31・7度、愛媛県大洲市で34・8度を記録。厳しい暑さは17日まで続く見通しで、大気が不安定となって局地的に強い雨が降る可能性があり、同庁は注意を呼びかけている。

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