大阪の 富田林警察署から勾留されていた男が逃走した事件で、 逃走後に繰り返している疑いの あるひったくり事件の 被害品から、 男の …
大阪の富田林警察署から勾留されていた男が逃走した事件で、逃走後に繰り返している疑いのあるひったくり事件の被害品から、男の指紋が検出されなかったことがわかりました。警察は自分の犯行と発覚しないよう手袋などを着用しているとみて、引き続き3000人の態勢で行方を捜査しています。 強盗傷害や窃盗の罪で起訴され、性的暴行をしようとした疑いで再逮捕されていた樋田淳也容疑者(30)は、今月12日の夜、接見室のアクリル板を破って留置場から逃走しました。 逃走から19日で1週間となりますが、依然として行方はわかっていません。 これまでの調べで、樋田容疑者は盗んだ自転車で羽曳野市まで移動し、その後、ミニバイクを盗んで、逃走翌日に羽曳野市で、その後、大阪市で、ひったくりを繰り返しながら逃走を続けている疑いがあるということです。 羽曳野市でひったくられた被害品のうち、携帯電話は富田林市で、バッグなどは大阪・西淀川区の河川敷で捨てられていましたが、警察によりますと、どの被害品からも樋田容疑者の指紋は検出されなかったということです。 また、乗り捨てられた自転車からも検出されていないということで、警察は自分の犯行と発覚しないよう手袋などを着用しているとみて、引き続き3000人の態勢で行方を捜査しています。