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阪神・小野が6勝目、打線援護受け要所締める

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打線が早々と援護してくれたおかげで楽に投げることができた。 阪神の 小野は自己最長となる7回2/3、 110球を投げて自己最多タイの 9奪三振で6勝目。 「カーブが有効に使えた」 と振り返ったように緩急を生かした投球で、 8安打を浴びたが要所を締めた。 8回途中3失点で6勝目を挙げた阪神…
打線が早々と援護してくれたおかげで楽に投げることができた。阪神の小野は自己最長となる7回2/3、110球を投げて自己最多タイの9奪三振で6勝目。「カーブが有効に使えた」と振り返ったように緩急を生かした投球で、8安打を浴びたが要所を締めた。
8回途中3失点で6勝目を挙げた阪神・小野=共同
一回、2死からロペスにストレートの四球を与えたものの、4番筒香を150キロの直球で遊ゴロに仕留める上々の滑り出し。直後の二回表に鳥谷の適時打と梅野の2ランで3点先行。すると二、三回には打者6人に対し、4三振を奪うなど、ギアが上がった。
もっとも、ボールが先行した四回には大和に2点適時打を浴びるなど、まだまだ未完成で粗削りなところも見えた2年目の24歳。制球面に課題を残し、5勝目をあげた前回登板も5回を1失点に抑えたものの、7四死球と乱れている。金本監督いわく「投げてみなけりゃ分からない」。
それでも、中盤以降も大崩れしなかったのは成長の証しだろう。疲労が気になる救援陣も、小野が八回途中まで投げたことである程度、負担を軽減することができた。
チームは今季初の3カード連続勝ち越し。首位広島とは大きな差があるが、セ・リーグは2位以下がだんご状態の混戦だ。ポストシーズンへ進むためにも、メッセンジャーに続く柱になる投手が必要不可欠だ。
その中で「ボールの勢いはあるし、変化球の切れもある。勝てるピッチャー」(金本監督)に対する首脳陣の期待は大きい。一級品の素材は勝負どころとなる終盤戦で、成長曲線を描いていけるか。(馬場到)

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