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北海道初の震度7=4人死亡、3人心肺停止-土砂崩れで31人不明

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北海道の 胆振地方中東部を震源とする地震で、 気象庁は6日、 大規模な土砂崩れが起きた厚真町で震度7を観測していたと発表した。 道によると、 厚真町などで4人が死亡したほか、 3人が心肺停止で見つかり、 31人が安否不明となっている。 余震とみられる地震も相次ぎ、 気象庁は警戒を呼び掛けた。 【関連情報】 北海道・ 胆振地方で震度7 気象庁によると、 北海道で震度7を観測したの は初めて。 発生当初、 地震計からデータが送られず、 その 後震度7と判明した。 道内の 全約295万戸で停電が発生した。 世耕弘成経済産業相は「北海道全域
北海道の胆振地方中東部を震源とする地震で、気象庁は6日、大規模な土砂崩れが起きた厚真町で震度7を観測していたと発表した。道によると、厚真町などで4人が死亡したほか、3人が心肺停止で見つかり、31人が安否不明となっている。余震とみられる地震も相次ぎ、気象庁は警戒を呼び掛けた。
【関連情報】北海道・胆振地方で震度7
気象庁によると、北海道で震度7を観測したのは初めて。発生当初、地震計からデータが送られず、その後震度7と判明した。 道内の全約295万戸で停電が発生した。世耕弘成経済産業相は「北海道全域が完全に復旧するには1週間以上かかる見通しだ」と述べた。 道によると、死亡が確認されたのは、むかわ町と新ひだか町の各1人と厚真町の2人で、心肺停止は厚真町の3人。道内で少なくとも192人が重軽傷を負い、札幌市でも家屋倒壊や液状化などの被害が出た。 道内の大半の信号機がストップしており、道警が不要不急の外出を避けるよう呼び掛けた。広域で断水も起きている。 厚真町によると、土砂崩れは同町吉野地区など町内5カ所で起きた。自衛隊や警察などが約2万1000人態勢で捜索活動を進めた。 地震の影響で道内の全ての火力発電所が停止し、停電が発生。その後、砂川火力発電所(北海道砂川市)が午後1時35分に再稼働し、電力の供給が一部で再開された。 JR北海道は、新幹線を含む道内の全線で運転を停止。国土交通省新千歳空港事務所によると、滑走路に異常はないが、ターミナルビルが水漏れなどで閉鎖され、6日の全発着便が欠航した。 北海道電力泊原発(泊村、停止中)では、外部電源を一時喪失。午後1時に完全復旧するまで、非常用ディーゼル発電機を起動し、使用済み燃料プールの冷却を続けた。(2018/09/06-17:41)

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