国交省の 担当者は「管制塔から見る限り、 数十センチは浸水している」 と話した
非常に強い台風21号の影響で9月4日、大阪湾に浮かぶ関西空港の滑走路が広範囲にわたって冠水した。また、空港と陸を結ぶ連絡橋に強風などで流されたタンカーが衝突した。 朝日新聞デジタル などが報じた。
滑走路の冠水について、国道交通省関西空港事務所の担当者は朝日新聞の取材に対し、「管制塔から見る限り、数十センチは浸水している」と話した。
台風21号 近畿や四国の沿岸で潮位が急激に上昇
関西空港 広範囲で浸水(午後3時前) https://t.co/Ew88FlL9PT #nhk_news pic.twitter.com/yk3g8815p9
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月4日
関空にいる旦那から。
海水上がってきてるらしい pic.twitter.com/zElonMbAbv
— 田中/里親募集中 (@Ryousuke_tanaka) 2018年9月4日
また、第五管区海上保安本部によるとこの日午後1時半ごろ、連絡橋の橋脚にタンカーが衝突したと、乗組員から通報があったという。世界の船舶の動きをリアルタイムで表示するサイト「 マリントラフィック 」によると、現場は橋の空港側に近い箇所とみられる。
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関西空港と陸を結ぶ連絡橋に衝突したとみられるタンカー(赤い船のマーク)=「マリントラフィック」より
当時、大阪湾では台風の接近に備え、海上に複数の船舶が停泊しており、このタンカーもいかりを降ろして海上に停泊していたが、強風と高波によって橋まで流されたという。
NHKニュースがTwitterに投稿した映像によると、タンカーは橋に密着したまま、押し寄せる波によって上下を繰り返している。橋の複数箇所に損傷があるとみられる。
関西空港の連絡橋に船が衝突 風にあおられ
船は空港に燃料を運ぶタンカー船で、燃料を運び終えて停泊していたところ、風にあおられて橋に衝突したということです。
(午後3時半ごろの映像) https://t.co/F0q9NGd1Le #nhk_news pic.twitter.com/Tb39d3zY40
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月4日
NHKニュース によると、タンカーは空港に燃料を運び終えて停泊していたという。けが人はいないが、同保安本部は油流出の有無などを調べる。