日米貿易協議 ポイントは 米通商代表と:茂木経済再生担当相が、 日本時間の 24日午後11時すぎ、 アメリカ・ ニューヨークに到着した。 …
茂木経済再生担当相が、日本時間の24日午後11時すぎ、アメリカ・ニューヨークに到着した。 このあと、通商代表部のライトハイザー代表と貿易協議に臨む。 今回の日米貿易協議で、日本側は、2国間の新たな協議を視野に入れていて、双方が、どこで一致点を見いだせるかが焦点となる。 2回目となる貿易協議は、およそ6時間後に迫っている。 しかし、アメリカ側から、時間調整の申し入れがあり、予定時間通りに協議が行われるかは、現在も不透明。 茂木経済再生担当相は、このあと、ホテルにこもって、協議の準備を整えることになる。 協議の焦点は、農産物や自動車などの関税分野となる。 日米双方は、協議を通じて、メリットのある「落としどころ」を探っていくことになる。 11月の中間選挙を控えたトランプ大統領は、アピールのためにも、協議を進展させたい考え。 一方、日本側は、自動車の追加関税は、なんとしても避けたいところで、農産物については、TPP(環太平洋連携協定)の水準までの関税引き下げであれば、検討の余地があることをにおわせつつ、新たな協議は、2国間のFTA(自由貿易協定)と異なるものとしたい考え。 協議で、茂木経済再生担当相は、具体的な関税分野別の話し合いには踏み込まず、今後、目指すべき方向性をアメリカ側に提案する予定。