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最も強い風、関西空港で58・1メートル観測

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台風21号では、 全国にある気象庁の 約930観測地点の うち、 97地点で最大瞬間風速の 観測記録(5日午前10時30分現在)を更新した。 北海道から四国まで台風の 進路になった地域を中心に、 猛烈な風が吹いたため、 各地で被害が拡大【社会】
台風21号では、全国にある気象庁の約930観測地点のうち、97地点で最大瞬間風速の観測記録(5日午前10時30分現在)を更新した。北海道から四国まで台風の進路になった地域を中心に、猛烈な風が吹いたため、各地で被害が拡大したとみられる。
観測史上最大を記録したのは、北海道と東北、中部、近畿、四国の19道府県。
最も強い風が観測されたのは、滑走路などが冠水した関西空港(大阪府田尻町)の58・1メートル。和歌山市中心部(57・4メートル)や大阪府熊取町(51・2メートル)、徳島県美波町(50・3メートル)でも50メートルを超え、記録を更新した。
気象庁によると、瞬間風速が40メートルを超えると、走行中のトラックが横転する恐れがあるという。コンテナが流されるなどの被害が出た神戸市では、神戸空港(神戸市中央区)で45・3メートルを観測。43・6メートルを記録した堺市堺区では、自宅2階のベランダから男性が転落して死亡した。
また、観測記録を更新しなかったが、高知県室戸市の室戸岬や和歌山市の友ヶ島でもそれぞれ55・3メートル、51・8メートルを観測。会社の倉庫が倒壊し、男性が亡くなった滋賀県東近江市では、31・7メートルの風が吹いた。
気象庁は「勢力の強い台風が列島を通過した影響で、各地で被害が相次いだとみられる」としている。

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