J1札幌が8日、 北海道で最大震度7を記録した地震で休止していた練習を再開した。 ペトロビッチ監督は札幌市西区の クラブハウスに集まった選手の 元気な姿に目を細め、 「われわれの 日常がスタートした。 被災された方に勇…
J1札幌が8日、北海道で最大震度7を記録した地震で休止していた練習を再開した。ペトロビッチ監督は札幌市西区のクラブハウスに集まった選手の元気な姿に目を細め、「われわれの日常がスタートした。被災された方に勇気や元気、希望をもたらす戦いを見せたい」と意欲を示した。 練習後、取材に応じる札幌のペトロビッチ監督(8日、札幌市西区)=共同 選手、スタッフやその親類は無事で、それぞれ停電の影響は受けたが、クラブ施設に損壊はなかった。地元出身の宮沢主将は「もっと大変な方々もいる。僕らはサッカーを通じてポジティブな情報を発信する必要がある」と話した。募金などの支援活動も検討する。タイ代表MFチャナティップも「みんなで一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。 15日に敵地で川崎戦を控えるが、物流が滞れば非常食に頼る生活が続く可能性もある。野々村社長は「試合に向けたコンディションづくりには不安もある」と明かした。〔共同〕