ユニー・ ファミリーマートホールディングス(HD)は11日、 株式公開買い付け(TOB)を実施し、 ディスカウント大手ドンキホーテHDの 株式を最大20・ 17%取得して…
ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は11日、株式公開買い付け(TOB)を実施し、ディスカウント大手ドンキホーテHDの株式を最大20・17%取得してグループ会社化すると発表した。
同時に、ユニー・ファミマ傘下の総合スーパー(GMS)「ユニー」全株式をドンキに売却する。ドンキ主導で不振のGMS事業を再建し、ユニー・ファミマはコンビニ事業に経営資源を集中する。ネット通販勢の台頭など変化が激しい小売業界で、再編により生き残りを目指す。
ユニー・ファミマの高柳浩二社長は会見で「GMSの事業環境は厳しくなっている」とユニーの全株式をドンキに売却する理由を説明した。
ユニー・ファミマは1株6600円でTOBを進める。取得額は2119億円に上る見込み。ドンキは来年1月までにユニー株の残り60%を282億円で買い入れ完全子会社化する。
ユニー・ファミマとドンキは平成29年に提携し、ドンキ独自のノウハウを活用して、ユニーのGMS6店を新業態に転換、収益を改善させている。
続きを読む