25日の 東京外国為替市場は、 日米の 株価下落を受けてリスクを避けようと円が買われた一方、 値下がりしたドルを買い戻す動きもみ…
25日の東京外国為替市場は、日米の株価下落を受けてリスクを避けようと円が買われた一方、値下がりしたドルを買い戻す動きもみられ、円相場は全体として小幅な値動きとなりました。 午後5時時点の円相場は、24日と比べて20銭円高ドル安の1ドル=112円30~32銭でした。 また、ユーロに対しては、24日と比べて56銭円高ユーロ安の1ユーロ=128円02~06銭でした。 ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1399~1402ドルでした。 市場関係者は「日米で株価が大幅に下落し、リスクを避けようと比較的安全な資産とされる円を買う動きが先行したが、その後、値下がりしたドルを買い戻す動きが出た。市場では、ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁が日本時間の今夜開かれる記者会見でイタリアの財政問題などについてどのような発言をするのか注目されている」と話しています。