【ジャカルタ武内彩】 インドネシアの ジャカルタ発パンカルピナン(北部バンカ島)行き格安航空会社「ライオンエア」 の JT610便が29日午前6時半(日本時間同8時半)ごろ、 海上に墜落した。 乗客181人・ 乗員8人の 計189人が搭乗していた。 インドネシア当局によると、 ジャワ島の 北約15キロの 海中で墜落機が見
【ジャカルタ武内彩】インドネシアのジャカルタ発パンカルピナン(北部バンカ島)行き格安航空会社「ライオンエア」のJT610便が29日午前6時半(日本時間同8時半)ごろ、海上に墜落した。乗客181人・乗員8人の計189人が搭乗していた。インドネシア当局によると、ジャワ島の北約15キロの海中で墜落機が見つかり、遺体やスーツケースなどを回収した。
当局によると、旅客機は午前6時20分、ジャカルタ近郊のスカルノハッタ空港を離陸後、消息を絶った。墜落直前に機長が管制センターに空港に引き返す許可を求めていたことから、機体に何らかのトラブルがあった可能性がある。
機体はボーイング737で、ライオンエアは11機を運航。ロイター通信によると、ライオンエア幹部は「墜落機は直前の運航で機体トラブルがあり修理されていた。ほかの機体にトラブルはない」と述べたという。
在インドネシア日本大使館によると、日本人が事故に巻き込まれたという情報はないという。
パンカルピナンはジャカルタの北約450キロ。