悪質なタックルにより今秋の リーグ戦の 出場停止処分を受けた日本大アメリカンフットボール部の 宮川泰介選手（２０）が４日、 練習に復帰した。 東京都世田谷区内の グラウンドに姿を見せた宮川選手は、 グラウンドに一礼。 練習前の 円陣ではチームメートからヘルメットを軽くたたかれ、 温かく迎えられた。 ステップなど基本練習
悪質なタックルにより今秋のリーグ戦の出場停止処分を受けた日本大アメリカンフットボール部の宮川泰介選手（２０）が４日、練習に復帰した。東京都世田谷区内のグラウンドに姿を見せた宮川選手は、グラウンドに一礼。練習前の円陣ではチームメートからヘルメットを軽くたたかれ、温かく迎えられた。ステップなど基本練習で体を動かし、周囲と笑顔であいさつを交わす場面もあった。
練習前には日大の橋詰功監督が、復帰までの経緯を説明。宮川選手が８月に同部へ謝罪に訪れた際、アメフットへの愛着を感じて復帰を勧めたといい、「チームにもいい影響がある」と期待した。
同部は９月から新体制で練習を再開。４年生は約３０人のうち１０人程度しか残らず、現在は１２月前後に練習試合を行うことを目標としている。日大は処分が解除される来季は自動降格し、１部下位リーグで戦う。【松本晃】
