引退会見に臨んだ西村健太朗 抑え、 セットアッパーとして８１セーブ、 ７７ホールドをマークした巨人・ 西村健太朗投手（３３）…
抑え、セットアッパーとして８１セーブ、７７ホールドをマークした巨人・西村健太朗投手（３３）が３日、都内で引退会見を開いた。 冒頭で「今季をもちまして引退することを決断しました。７月に（右）肩を脱臼しまして、懸命にリハビリを続けてきましたが、来季投げられるか分からない。そんな中で引退を決断しました」とあいさつした。 巨人一筋１５年。「２０１３年にリーグ優勝が決まった時（９月２２日、広島戦）に、９回にマシソンと山口（鉄）さんと３人で一人一殺で決めたときが一番です」と思い出の試合を挙げた。「２人とも絶対抑えると思っていたし、１点差ですごい緊張したけど、ファンの大歓声に後押しされて最後、三振で締めくくれた」とファンに感謝した。 「脱臼というケガをした時点で、嫁のほうも何となく分かっていた。最初に伝えたときは“１５年間お疲れさま”と言ってもらった」と家族への報告を振り返った西村。「今は少しゆっくりしたい。今後、野球に携わる仕事ができれば」と第２の人生について思いをめぐらせた。
