日銀が1日発表した9月の 企業短期経済観測調査(短観)は、 大企業製造業の 景況感を示す業況判断指数(DI)が前回6月調査から2ポイント下落の プラス19となり、 3四半…
日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回6月調査から2ポイント下落のプラス19となり、3四半期連続で悪化した。3期以上悪化が続いたのは平成19年12月~21年3月まで6期連続で悪化して以来。また、大企業非製造業も2ポイント下落のプラス22と8期(2年)ぶりに悪化した。いずれも台風21号など相次ぐ自然災害で物流が止まり生産活動が下押しされたり、観光客が減少したりしたことが影響した。