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最後のセリで築地83年の歴史に幕 まだ見えない五輪後の跡地利用法

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“ニッポンの 台所”だった東京・ 中央区の 築地市場で6日、 最後の セリが行われた。 1935年に開場し、 国内外から運び込まれる魚が取引されて日本の 食卓を支えてきたが、 閉場して8…
“ニッポンの台所”だった東京・中央区の築地市場で6日、最後のセリが行われた。1935年に開場し、国内外から運び込まれる魚が取引されて日本の食卓を支えてきたが、閉場して83年の歴史に幕を下ろす。 この日も早朝からいつも通り、マグロやサンマといった鮮魚などが卸売場に並んだ。生マグロの売り場では午前5時過ぎ、業界代表のあいさつの後、最後のセリが行われた。 10日までに江東区の豊洲市場へ引っ越しして、11日早朝に開場する。 築地市場の移転をめぐっては紆余曲折があった。都は2001年12月、豊洲市場への移転を正式決定し、15年7月には開場日(16年11月7日)を決めたが、小池百合子知事が16年8月、移転延期を表明。 小池氏は17年6月、豊洲移転の方針をようやく示し、併せて築地再開発に着手するとした。同年12月、豊洲市場の開場日が決定した。 ただ、築地の跡地の具体像は見えてこない。 11日から解体工事が始まり、約23ヘクタールの跡地は、2020年東京五輪・パラリンピックの輸送拠点などとして活用する。問題は“宴の後”。再開発に向けて都の有識者会議は大きな方向性は示したが、具体的に詰まっていない。今後はレガシーのあり方が問われる。

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