秋田県の 「男鹿の ナマハゲ」 など、 住民が仮面をつけたり仮装したりして無病息災などを願う伝統行事が、 ユネスコの 無形文化遺産に…
秋田県の「男鹿のナマハゲ」など、住民が仮面をつけたり仮装したりして無病息災などを願う伝統行事が、ユネスコの無形文化遺産に登録されることになりました。 文化庁によりますと、ユネスコの評価機関は24日夜、日本が提案していた「来訪神:仮面・仮装の神々」について、無形文化遺産への登録を意味する「記載」と勧告しました。 「来訪神」は秋田県の「男鹿のナマハゲ」、岩手県の「吉浜のスネカ」、山形県の「遊佐の小正月行事」、宮城県の「米川の水かぶり」、沖縄県の「宮古島のパーントゥ」など全国10の伝統行事で構成されています。 いずれの祭りも正月などに仮面や仮装をした住民が家々を訪れて、無病息災などを願う行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 文化庁によりますと、来月下旬からモーリシャスで開かれる政府間委員会で、ユネスコ無形文化遺産への登録が正式に決まります。 国内の無形文化遺産は「和紙」や「和食」などがあり、今回の登録で21件となります。