鳥取県で開かれているスポーツクライミングの アジア選手権の リードで、 男子の 藤井快選手が優勝しました。
鳥取県で開かれているスポーツクライミングのアジア選手権のリードで、男子の藤井快選手が優勝しました。 スポーツクライミングのアジア選手権は、今月7日から鳥取倉吉市で開かれていて、各種目の優勝者には、来年夏に東京で開かれる世界選手権の出場権が与えられます。 10日は、登った高さを競うリードの決勝が行われ、男子は上位3人の日本選手が到達した高さで並んだため、準決勝で15メートルを登り切り最も成績が上位だった藤井選手が優勝しました。 藤井選手は「もっと上まで行かないと優勝はないと思っていたので驚いた。アジア選手権のリードは去年に続いての優勝で素直にうれしい」と話していました。 また、女子は野口啓代選手が、高さ15メートルの壁を登り切る直前まで到達して日本選手最高の2位でした。 このほか、登る速さを競うスピードでは、女子で野中生萌選手が自身の日本記録を更新する8秒78のタイムをマークして6位でした。 大会最終日の11日は、東京オリンピックで実施される男女の複合が行われます。