オーストラリアを訪れている安倍総理大臣は17日午前、 ダーウィンに寄港中の 海上保安庁の 巡視船で乗組員に訓示し、 「わが国が提…
オーストラリアを訪れている安倍総理大臣は17日午前、ダーウィンに寄港中の海上保安庁の巡視船で乗組員に訓示し、「わが国が提唱している、法の支配に基づく『自由で開かれたインド太平洋』を世界の海で体現してもらいたい」と述べ、激励しました。 安倍総理大臣は日本時間の17日午前、海賊対策にあたるため、先月30日からオーストラリアなどに派遣され、ダーウィンに寄港している海上保安庁の巡視船「えちご」を訪れ、乗組員に訓示しました。 この中で安倍総理大臣は「海を通じて資源を輸入するわが国にとって、ここオーストラリア周辺を含む海域は、海上物流の生命線とも言える極めて重要な海域であり、平和な海の守りは不可欠だ」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は「諸君には引き続き、わが国が提唱している、法の支配に基づく『自由で開かれたインド太平洋』を世界の海で体現してもらいたい。海上保安庁のシンボルであるコンパスマークに示されているとおり、平和で豊かな海を実現するため、世界の海上保安機関の羅針盤となってもらいたい」と述べ、激励しました。 このあと安倍総理大臣は、第二次世界大戦中、ダーウィン沖合で撃沈された旧日本軍の潜水艦の乗員を慰霊するため、民間団体が建てた慰霊碑に献花しました。
