ＴＯＴＯジャパンクラシック第２日（３日、 滋賀・ 瀬田ＧＣ北Ｃ＝６６５９ヤード、 パー７２）７位から出た小祝さくら（２０）＝ニトリ＝が７バーディー、 １ボギーの ６６で…
ＴＯＴＯジャパンクラシック第２日（３日、滋賀・瀬田ＧＣ北Ｃ＝６６５９ヤード、パー７２）７位から出た小祝さくら（２０）＝ニトリ＝が７バーディー、１ボギーの６６で回り、通算１０アンダーで首位に３打差の２位に浮上した。畑岡奈紗（１９）＝森ビル＝は首位に４打差の３位。この日のベストスコアとなる６４で回った米ツアー賞金ランキング２位のミンジ・リー（２２）＝豪州＝が単独首位に立った。
小祝には苦い思い出がある。コースは違うが、同じ瀬田ＧＣ。第２日まで首位を守った７月の「センチュリー２１レディス」でＶ逸。その悔しさを晴らす機会が訪れた。
「厳しいと思う。レベルが高いし…。でも、追いかける方が好き」
１０番（パー４）で第２打を１メートルにつけるなど７バーディー（１ボギー）を奪い、首位に３打差。日米ツアー共催という最高の舞台で巡ってきたツアー初優勝の好機。優勝すれば来季の米ツアー切符も手に入るが、「行かないと思います。英語もしゃべれないし」と“ほんわかムード”が漂う。
７月のＶ逸の際は「暑すぎます。人間の住むところじゃない」とジョークを残した。美白の北海道生まれにも過ごしやすい季節となったはずが、「朝寒く昼は暑い。寒暖の差がありすぎ…」。悲願の優勝を手にすれば、きっと滋賀が大好きになる。 （臼杵孝志）
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