Start Japan Japan — in Japanese サービスインから1年が経った楽天モバイルを分析する–サービス編

サービスインから1年が経った楽天モバイルを分析する–サービス編

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楽天モバイルが第4の移動体通信事業者として鳴り物入りで参入してから1年が経過し、同社のビジネスやテクノロジーの現状を分析する。今回は同社のサービス関連技術を中心に取り上げる。
2020年9月30日に5G(第5世代移動体通信)のスタートを発表した楽天モバイルだが、当初は6月の予定だった。 Tech Mahindraによる5Gインフラのテストや一部の開発作業がコロナ禍の影響で遅れ、結局9月30日に発表することになった(3カ月の延期)。 サービスエリアは、9月30日時点で東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、大阪府、兵庫県の一部地域となっている。このように書くと、相当に広いエリアで5Gがサポートされているように感じるが、都内は14カ所だけだ。13カ所までが楽天本社ビル付近の世田谷区となっている。北海道、神奈川県、兵庫県は1カ所だけだ。同社は、2021年3月に全都道府県で5Gサービスをスタートするとしている。4G基地局の設置が一段落する2021年後半から設置済みの基地局に5Gの3.

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