大阪府は17日、府内の観光需要喚起策「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」を24日から始めると発表した。宿泊代金などが最大5000円割り引かれ、飲食店や土産物店で使えるクーポンも付く。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境が続く観 …
大阪府は17日、府内の観光需要喚起策「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」を24日から始めると発表した。宿泊代金などが最大5000円割り引かれ、飲食店や土産物店で使えるクーポンも付く。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境が続く観光関連分野の支援が目的で、19日から専用サイトで予約ができる。新型コロナの感染拡大を抑えるため、「陰性証明」が利用条件になる。 キャンペーンは府民が府内で旅行をするのが条件で、期間は2022年の1月31日まで。21年12月31日までに宿泊したり、日帰り旅行をしたりした場合、一人あたりの宿泊・旅行代金で最大5000円の割引が適用され、最大3000円分のクーポンもつく。22年1月1日以降はクーポンの付与だけになるが、府は宿泊・旅行の割引対象期間の延長も検討している。 一方で新型コロナの感染拡大をできる限り抑えるため、利用時の「陰性証明」も条件に取り入れた。利用者は2回のワクチン接種を済ませたことが分かる書類か、PCR検査などで陰性を証明する必要がある。ただ家族での利用を想定し、ワクチン接種を終えた人と一緒にキャンペーンを使う同居人は、未接種でも陰性証明は不要とした。 府によると、キャンペーンに参加する飲食店は府の第三者認証制度「ゴールドステッカー」を取得するのが条件。それ以外の参加事業者にも業界ごとのガイドラインに沿って感染対策を強化していることを示す「感染防止宣言ステッカー」の取得を義務化する。17日までに、宿泊や飲食店など計約2900の事業者が参加を決めており、さらに増える見込み。 吉村洋文知事は17日、「感染状況も落ち着いており、感染を最小限に抑えつつ、社会経済を動かしていきたい」と述べた。 予約専用サイトは（https://osakairasshai.
