Start Japan Japan — in Japanese 【関東大震災100年】地震で、火災旋風が起きた時の備え方とは。「防災」のために専門家に聞いた

【関東大震災100年】地震で、火災旋風が起きた時の備え方とは。「防災」のために専門家に聞いた

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火災旋風とはどのような現象で、なぜ1ヵ所に集中して多数の焼死者が生じたのでしょうか。
/09/01 05:30 ウェザーニュース関東大震災の被害の実態
関東大震災の発生は 午前 58分。相模湾北部を震源とするマグニチュード(M)7.9、最大震度7と推定される大規模な地震で、内閣府の推計では死者10万5385人、全潰(全壊)・全焼・流出家屋は29万3387戸に及びました。
住宅の圧壊による死者は約1万1000人。また、現在の神奈川県小田原市根府川では大規模な土石流が発生し、東海道本線の列車が根府川駅から相模湾へ押し流されるなどして406人が死亡、64戸が埋没しました。震源が海底だったことから津波も発生し、静岡県熱海市で高さ12m、千葉県館山市で9mが観測されています。
関東大震災では、昼食時間帯の発生で煮炊きの火を使っていた家庭が多かったせいなどもあり、人的被害のほとんどが火災によるものでした。
「約10万5000人の死者・行方不明者のうち、9万2000人が火災による焼死者だったとされています。
そのうち旧東京市(15区)での焼死者は5万2000人。さらにそのうちの7割を超える3万8000人が、東京市の焼失面積の0.

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