Start Japan Japan — in Japanese 石川県 能登半島地震1週間 128人死亡確認 被害の全容つかめず

石川県 能登半島地震1週間 128人死亡確認 被害の全容つかめず

187
0
TEILEN

能登半島地震から8日で1週間です。石川県ではこれまでに128人の死亡が確認され、今も被害の全容がつかめないなか、安否が分…
能登半島地震から で1週間です。石川県ではこれまでに128人の死亡が確認され、今も被害の全容がつかめないなか、安否が分からない人の捜索や必要な物資を届けるための道路の復旧などが急がれています。

の午後 過ぎ、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、震度7の激しい揺れを石川県志賀町で観測したほか、震度6強を七尾市と輪島市、珠洲市、穴水町で観測しました。

また、能登には一時、大津波警報が発表され、各地の沿岸に津波が到達しました。
輪島市では観光名所の「朝市通り」で大規模な火災が発生し、200棟以上が焼けたとみられます。

石川県によりますと、今回の地震では、倒壊した建物の下敷きになるなどして、これまでに輪島市や珠洲市、穴水町などで合わせて128人の死亡が確認されています。
穴水町の由比ヶ丘地区では土砂崩れで複数の住宅が倒壊し、 までに7人の死亡が確認され、今も閉じ込められているとみられる人たちの救助活動が続いています。

いまも安否が分かっていないとして、石川県は195人の氏名や住所などを公表し、情報の提供を求めています。
道路が寸断されるなどして各地で孤立状態となる地区もあり、県が把握しているだけで少なくとも24の地区で2000人以上が孤立状態となっています。
厳しい寒さの中、およそ400か所の避難所に2万8000人余りが避難しているほか、断水や停電が続く中で自宅にとどまる人や車中泊をしている人も多くいます。
必要な物資が届かず、断水でトイレが使えないなど衛生環境の悪化への懸念も強まっています。
被害が各地に及んだうえ交通や通信網が回復していないことなどで今も被害の全容がつかめないなか、安否が分からない人の捜索や必要な物資を届けるための道路の復旧などが急がれています。 避難者の健康への影響が懸念

避難生活が続くなか、避難者の健康への影響が懸念されています。
輪島市では避難所となっている市内の大屋公民館で 、およそ10人が腹痛などを訴え市内の病院で治療を受けたということです。
また、穴水町の避難所では新型コロナウイルスに感染した人が3人確認されたほか、珠洲市でも複数の避難所で住民が発熱などを訴えるケースが相次いでいるということです。
県にも避難所でのインフルエンザや新型コロナの感染者数の増加が報告されていて、看護師や保健師の支援を求める声が相次いでいます。
このほか、避難所の中が混雑して個人のスペースがとりづらかったり、食料のほか、トイレや暖房の整備などに苦慮したりするところも多く、避難者からは体力の消耗や精神的なストレスを訴える声が出ています。
また、エコノミークラス症候群や低体温症を防ぐための対策も課題となっています。
さらに指定の避難所に入れなかったり混雑した環境を避けたりするため、車や農業用ハウス、自宅の車庫などで避難生活をしている人もいて、こうした人たちへの支援や安否確認をどう続けるかなども課題となっています。 「高齢化率」が高い能登地方北部

地震の被害が大きかった能登地方北部の自治体は、65歳以上の人口の割合=「高齢化率」が高くなっています。
石川県によりますと、自治体別では 時点で珠洲市が最も高く52.

Continue reading...