人気フリマアプリでプラモデルを出品したところ、購入されたものの、難癖をつけられ返品されてしまった。しかし、手元に戻ってきたのは箱に入ったゴミ!?慌てて運営に相談するも、そこでさらに最低な仕打ちを受けて
人気フリマアプリでプラモデルを出品したところ、購入されたものの、難癖をつけられ返品されてしまった。しかし、手元に戻ってきたのは箱に入ったゴミ!? 慌てて運営に相談するも、そこでさらに最低な仕打ちを受けてしまい…。 SNSで大炎上を巻き起こしたメルカリの不手際の顛末とは? 出品者に直接取材した。
「どうして加害者の肩を持つの?」不誠実な対応
フリマアプリ「メルカリ」でのトラブルが今ものすごい注目を浴びている。
、X(旧・Twitter)に投稿された写真付きのポストは瞬く間に拡散され、タイムラインは一時騒然となった。
〈メルカリで窃盗に遭いました。新品未開封のプラモデルを発送しましたが、購入者からパーツ破損のためキャンセルしたいと連絡があり、メルカリからの指示もあって返品に応じました。着払いで届いた商品を開封すると中身がほとんど抜き取られ、ゴミが入っていたのです。どうしたらいいのか知恵をください〉
この投稿は 現在、3万回以上のリポストがされているが、同時にメルカリの「不手際」も話題を呼んでいる。
というのも、出品者が「窃盗被害」をメルカリ事務所に相談したところ、
「購入者へ発送した商品に誤りがないか、ご確認いただくようお伝えいたしました。〈中略〉購入者の回答を今しばらくお待ちください」
と、加害者側の肩を持つような回答が返ってきたからだ。
さらに「購入者より入れ間違いはないとの回答がある場合や、 間以内に回答が得られなかった場合、サポートの継続が困難となるため、本取引についてはキャンセルとさせていただきます」と続く。
なぜ被害者にもかかわらず、加害者の都合で待たされなければならないのだろうか?
案の定、購入者から「間違いはない」という回答があったため、 もしないうちに事務局によって取引はキャンセルされてしまったという。
出品者の手元にはゴミだけが残る形となる。
購入者は中身を抜き取っただけでなく、キャンセルによって返金対応もされている。
出品者はメルカリ事務局に対し、引き続き窃盗に遭った写真を添えて被害を訴えるも、
「返品商品のすり替え・欠品・劣化・破損等のトラブルにつきましては、警察や弁護士を含む公的機関へのご相談をご検討ください」
と返ってきた。個人間の取引のため、「我関せず」ということなのだろう。
納得のいかない出品者は法的処置を視野に入れていることをはっきりと文章にして送った。しかし、
「警察や弁護士などへのご相談についてはお客さまのご判断にお任せしております。〈中略〉ご納得し難い点があることは重々承知しておりますが、今回いただいたご意見も参考にさせていただき、お客さまがより安心してご利用できる環境づくりに取り組んでまいります」
と、まるでやる気のない対応。おそらく、テンプレート通りの回答なのだろう。