Start Japan Japan — in Japanese 広報→IT未経験で情シスに 住友商事「年間12億円削減」の生成AI活用を支える“29歳エース社員”の仕事観

広報→IT未経験で情シスに 住友商事「年間12億円削減」の生成AI活用を支える“29歳エース社員”の仕事観

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住友商事 IT企画推進部 インフラシステム第二チームで、社内のAI活用推進に取り組む浅田和明さん(29歳)。広報部から予期せぬ異動を経て、情報システム部門へ転身した「IT未経験者」だ。浅田さんは、広報の経験を生かした“攻め”の発想で、情シス業務に取り組んでいる。 (1/4)

「1週間後にIT部門へ異動です」──当時住友商事の広報部で働いていた浅田和明さん(29歳、IT企画推進部 インフラシステム第二チーム)にとって、その言葉は“青天の霹靂”だった。

一時は広報職として「情報発信のエキスパート」を目指そうとしており、「正直ショックだった」と当時を振り返る。

浅田さんは現在、生成AI活用推進の旗振り役として活躍している。

住友商事は から、海外グループ会社を含む約9000人を対象に、「Microsoft 365 Copilot」の一斉展開を開始。現在のアクティブユーザー率は約90%、毎日利用するユーザーは約2000人と、AI活用を社内に定着させてきた。さらに、年間のコスト削減効果は約12億円と試算されており、社員の業務や働き方にも大きな影響を与えている。

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