Start Japan Japan — in Japanese 北朝鮮 核実験場爆破作業 外国メディアが撮影の映像公開

北朝鮮 核実験場爆破作業 外国メディアが撮影の映像公開

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北朝鮮の 北東部にある核実験場の 閉鎖作業の 取材に当たった外国メディアは、 坑道を爆破するなど作業の 様子の 映像を25日朝、 公開…
北朝鮮の北東部にある核実験場の閉鎖作業の取材に当たった外国メディアは、坑道を爆破するなど作業の様子の映像を25日朝、公開しました。 北朝鮮は24日、過去6回にわたって地下核実験を実施してきた北東部ハムギョン(咸鏡)北道のプンゲリ(豊渓里)にある核実験場を閉鎖するための作業を行い、その様子をアメリカや中国、韓国など5か国のメディアに公開しました。 取材を終えた報道関係者は、列車で10時間以上かけてプレスセンターのある東部のウォンサン(元山)に25日朝に戻り、AP通信などが現地で撮影した映像を公開しました。 映像では、坑道の入り口と見られる部分が爆破されて一瞬でめちゃくちゃに壊されたほか、周囲の山肌では土砂崩れが起きて木がなぎ倒されていました。 また、地上の建物が爆破される瞬間には、バンバンバンと大きな音が鳴り、破片が木っ端みじんに飛び散って辺り一面が煙に覆われていたほか、北朝鮮の当局者が核実験場の地図を指しながら作業について説明する姿なども映っていました。 これに関連して、北朝鮮の国営メディアは25日朝、「核実験場の閉鎖は、核兵器のない世界の建設に尽くそうとするわが国の確固たる立場の表れだ」と強調し、一連の作業を外国のメディアに公開することで非核化を目指す姿勢を国際社会にアピールしました。 ただ、取材に当たったAP通信の記者は「爆破を見せられた以外に、核実験場が閉鎖されたのか情報は得られなかった。核実験場がどうなっているのか、詳しいことはわからなかった」と話しています。 さらに、北朝鮮が当初招くとしていた専門家は現地入りしていないうえ、坑道の爆破を伴う閉鎖で核開発の実態解明が難しくなるという懸念も出ていて、非核化をめぐる北朝鮮の姿勢には依然として懐疑的な見方も出ています。

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