千葉市稲毛区の 居酒屋で５月１３日夜に家族４人が包丁で切られ、 幼稚園児の 長女（６）が死亡した事件で、 千葉県警は、 母親（４２）に対する殺人未遂容疑で逮捕された親族の 元千葉市議、 小田求（もとむ）容疑者（４６）を長女への 殺人容疑などで３日に再逮捕する方針を固めた。 捜査関係者によると、 小田容疑者は「事件直前
千葉市稲毛区の居酒屋で５月１３日夜に家族４人が包丁で切られ、幼稚園児の長女（６）が死亡した事件で、千葉県警は、母親（４２）に対する殺人未遂容疑で逮捕された親族の元千葉市議、小田求（もとむ）容疑者（４６）を長女への殺人容疑などで３日に再逮捕する方針を固めた。捜査関係者によると、小田容疑者は「事件直前に包丁を買った」と供述しており、県警は計画性があったとみて、動機を調べている。
捜査関係者によると、小田容疑者は自ら店を予約して、事前に用意した包丁をカバンの中に隠して一家と入店したとみられる。
「４人とも殺そうと思った」と殺意を認めており、県警は重傷の父親（４４）、軽傷の次女（１）への殺人未遂容疑、銃刀法違反容疑でも３日に再逮捕する。
小田容疑者は動機について支離滅裂な供述を続けているという。千葉地検は今後、刑事責任能力の有無や程度を調べるため、小田容疑者の鑑定留置を裁判所に請求する見通し。【斎藤文太郎】
