2日の 東京株式市場の 日経平均株価は3営業日連続で上昇し、 終値は前日比24円86銭高の 2万4270円62銭だった。 1991年11月中旬以来約27年ぶりの 高水準とな…
2日の東京株式市場の日経平均株価は3営業日連続で上昇し、終値は前日比24円86銭高の2万4270円62銭だった。1991年11月中旬以来約27年ぶりの高水準となり、1日に続きバブル経済崩壊後の終値ベースの最高値を更新した。円相場が総じて安値圏で推移したことで企業業績の改善を期待する買い注文が入った。
外国為替市場の円相場が一時は1ドル=114円近辺となり、自動車などの輸出関連銘柄を中心に買い安心感が出た。
ノーベル医学生理学賞に京都大の本庶佑特別教授が決まったことを好感し「医薬品株に個人投資家の連想買いが入った」(ネット証券)ことも平均株価の上昇に寄与した。
半面、最近の急上昇の反動で利益確定の売りが徐々に拡大。一時は前日終値を下回る場面もあり、相場過熱への警戒感もうかがえた。