Start Japan Japan — in Japanese 大迫、粘り強く日本新=世界強豪と互角レース-シカゴマラソン

大迫、粘り強く日本新=世界強豪と互角レース-シカゴマラソン

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大迫は終盤、 手で脇腹を押さえて苦しい表情を浮かべながらも懸命に粘った。 設楽の 日本記録を21秒縮め、 日本人初の 2時間5分台に突入。 ゴール直後の 表情には充実感があふれた。 気温13度で、 小雨が降る中、 スタートから先頭集団で世界の 強豪と互角に渡り合った。 5~10キロは15分19秒とスローになった一方で、 25~30キロでは14分28秒とペースアップ。 スピードの 変化にも冷静に対応。 シカゴはほぼ平たんな高速コース。 中間点までの 前半は1時間3分4秒で通過し、 後半は1時間2分46秒とタイムを縮めた。 「気象条
大迫は終盤、手で脇腹を押さえて苦しい表情を浮かべながらも懸命に粘った。設楽の日本記録を21秒縮め、日本人初の2時間5分台に突入。ゴール直後の表情には充実感があふれた。 気温13度で、小雨が降る中、スタートから先頭集団で世界の強豪と互角に渡り合った。5~10キロは15分19秒とスローになった一方で、25~30キロでは14分28秒とペースアップ。スピードの変化にも冷静に対応。シカゴはほぼ平たんな高速コース。中間点までの前半は1時間3分4秒で通過し、後半は1時間2分46秒とタイムを縮めた。 「気象条件も過酷で(日本新が)出るか分からなかったが、最後1マイルでいけると思えた。トップを取れなかったのでまだまだだが、日本人でも優勝争いに絡めることを証明できた」 早大時代は箱根駅伝で活躍。2015年3月に日清食品グループを退社し、飛躍を求めてプロランナーに。米オレゴン州を拠点に世界トップ選手と練習を重ね、5000メートル日本記録保持者のスピードを磨きながら、長い距離にも耐えられる肉体をつくり上げた。 35キロすぎにファラーら2人に離されてからも集中力を保ち、3位に食い込んだ勝負強さも評価できる。20年東京五輪のメダル獲得に向けて、世界と勝負できる確かな実力を示した。(シカゴ時事)(2018/10/08-00:52)

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