オリンピックの 卓球で２大会連続の メダルを獲得し、 現役引退を表明した福原愛さんが都内で報道陣の 取材に応じ、 心境を語りました…
オリンピックの卓球で２大会連続のメダルを獲得し、現役引退を表明した福原愛さんが都内で報道陣の取材に応じ、心境を語りました。その一問一答です。 Ｑ ブログで引退を発表して、今、どんな気持ちですか。 Ａ 選手生活をひと区切りつけると発表してからはいろいろな方から「お疲れさま」と言っていただき、すごく気持ちが軽くなりました。やっと皆さまにお伝えできたので、今はとても晴れやかな気持ちです。 Ｑ リオデジャネイロオリンピックが終わってからの２年間で生活が大きく変わり、気持ちも揺れ動いたと思うが、どんな気持ちの揺れ動きがありましたか。 Ａ 毎日のように気持ちが変わったり、やっと決まったと思っても１週間たったときに、やっぱり違うなと思ってしまったりとかして、ずっと悩み続けてきたのですが、自分中心ではなく、１歩引いて卓球界のこととかいろいろなことを考えたときに、今回のような答えがストンと出てきました。その答えが出てからは一度もその考えが変わることはなかったので、やっと自分が考え抜いた決断ができたかなと思っています。 Ｑ 今回の決断に至った決め手は何ですか。 Ａ １歩引いたときに、自分の役割とか、立場というか、役回りを考えたときに、どのような事をしたら周りの方にもっと喜んでいただけるかというのを考えたときに、こういった答えにたどりつきました。 Ｑ 今回の決断をされるにあたり、ご家族に相談はされましたか。 Ａ 母には小さいころから「やるのも辞めるのもあなたしだい」とずっと指導してもらってきたので、母にはすべて自分で決めたあとに報告という形でお話をしました。主人には毎日のように、自宅で練習しようかな、辞めようかな、どうしようかなという独り言のような感じで聞いてはもらっていたんですが、最終的にこういった答えを出したと言ったときも「そうなんだ」という感じで受け止めてくれました。 Ｑ お母様に引退という決断を報告したときに何か言葉はかけられましたか。 Ａ 「お疲れさまでした」というのと、あとは「リラックス」っていう風に言われました。
