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米国株式市場下落、S&Pは今年2回目の調整入り

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[23日 ロイター] – 米国株式市場は感謝祭明けの 短縮取引で下落して取引を終えた。 原油相場の 弱さが続いていることからエネルギー株が大幅安となり、 S&P総合500種は今年2回目の 調整局面入りが確認さ
[23日 ロイター] – 米国株式市場は感謝祭明けの短縮取引で下落して取引を終えた。原油相場の弱さが続いていることからエネルギー株が大幅安となり、S&P総合500種は今年2回目の調整局面入りが確認された。
週間ベースでは、主要3指数がそろって3%超下落。ダウ工業株30種とナスダック総合の下落率は3月以来の大きさとなった。
S&P総合は9月20日以降で約10.2%下げ、調整局面に入った。前回の調整入りは今年初め。1月後半の高値から2月初めまでに10%超下落した。調整期間は約7カ月続いた。
この日は原油が大幅安となり、S&Pエネルギー株指数 は3.3%安。主要産油国が減産を検討する中でも、供給が需要を上回るとの懸念が高まっている。原油価格は10月初めから約30%下落している。
石油大手のシェブロン は3.4%、エクソンモービル は2.7%それぞれ下げた。
エネルギー株以外では、アップル が2.5%安、アマゾン・ドット・コム も1%安でS&P総合の重しとなった。
BNYメロン・インベストメント・マネジメントのストラテジスト、アリシア・レビーン氏は「市場が引き続き来年の成長鈍化と折り合いを付けようとしている」との見方を示した。
また、この日は年末商戦の幕開けとなる感謝祭明けの「ブラックフライデー」を迎え、電気製品や衣料品などの大規模セールに多くの客が駆けつけた。 S&P小売株指数 は0.6%安。
投資家はブエノスアイレスで来週開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に注目。米中貿易摩擦が市場の重しとなる中、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が会談する見込みだ。
短縮取引で商いは比較的薄く、米取引所の合算出来高は約34億株と、直近20営業日の平均82億株を下回った。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.17対1で値上がり銘柄数が多かった。
S&P総合500種構成銘柄では、1銘柄が52週新高値を付け、19銘柄が新安値を更新した。ナスダック総合構成銘柄では15銘柄が新高値を更新し、74銘柄が新安値を付けた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 24285.

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