全国の高校文化部の生徒たちが日ごろの成果を披露する第44回全国高校総合文化祭「2020こうち総文」が31日、開幕した。「文化部のインターハイ」と呼ばれ、今年は高知県を会場に約2万人の高校生が集う予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のため初めてのウェブ開催となった。
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全国の高校文化部の生徒たちが日ごろの成果を披露する第44回全国高校総合文化祭「2020こうち総文」が31日、開幕した。「文化部のインターハイ」と呼ばれ、今年は高知県を会場に約2万人の高校生が集う予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のため初めてのウェブ開催となった。 開幕日の31日は、合唱や書道など計23部門の活動内容などを紹介する特設サイトがオープン。参加校が制作した動画や作品画像などを公開した。写真、新聞、放送の3部門を除いて多くの部門で審査はしないが、ウェブ上で生徒交流会を実施する部門も。郷土芸能部門は8月2日にウェブ会議システムを使って、全国の生徒をつなぎ、高知県や土佐弁に関するクイズなどでコミュニケーションを図る。また同6日には高知県内の高校生が集まり、高知市で「総合開会式」を催し、ネット中継する。 生徒実行委員会の副委員長で土佐女子高3年の植田ちひろさん(18)は「ウェブなら、たまたま総文祭を知った人にも見てもらえる。高校生のパワーや高知の魅力を伝える総文祭にしたい」と意気込んでいる。総文祭の特設サイト(https://www.