沖縄県うるま市の伊計島の農道で米軍機が不時着した20日夜、現場近くには市民や報道関係者ら約50人が集まり、物々しい雰囲気となった。現場の約300メートル手前には県警の規制線が張られ、機体の状況はうかがえなかった。 現場を訪れたうるま市出身の山内末子県議は、「米軍の提供施設でもないのに規制線が張られ、何の情報もない」と米側の対応に怒った。昨年12月に米海兵隊の新型輸送機オスプレイが不時着、大破した事故に触れ、「安全が確認されないまま飛行再開したばかり。憤りしかない」と話した。 様子を見に来た同市の会社員男性(59)は、「農作業をしている途中だったら大変だ。怖くて安心して暮らせない」と訴えた。「米軍機の危険性は明らかなのに。これでは県民は黙っていない」と憤った。(2017/01/21-00:18)
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